多層共押出ディストリビュータ

多層共押出ディストリビューターは、あらゆる種類のポリマー材料に適しており、押出フラットダイと併用して、均一に配合して、顧客の積層要件に応じてフィルム、シート、プレート製品に押し出すことができます。

適用するプラスチック原料や使用条件に応じて、マンドレルタイプ、ブロックタイプ、スイングリーフタイプなどの形状が選択でき、投入場所での積層選別軸を変更することで複合層の配列順序を変更することができます。処理できる複合層の数は、2 層から 60 層、さらにはそれ以上の範囲です。

(ディスペンサー共押出)

状況に応じて構造の異なる複合共押出ディストリビューターを搭載しており、マテリアルフロークイックプラグインを差し替えることで、積層比率の調整や複合層の枚数や順序の変更が可能です。複合層数はベースラインとし、積層率を拡大します。主に、高い積層率を必要としない一部のプレート、シート、フィルムに使用されます。層の温度差範囲は小さく、通常20度未満です。（ディストリビューターコンパウンドの層比率誤差は10〜15％です）

(インモールド共押出)

複数の投入口を使用して材料を個別に供給します。各層は独立したキャビティ構造で設計されています。大きく異なる特性を持つさまざまな材料を配合できます。材料層は均一に分布しており、層比率の誤差は小さくなります。主にシートやフィルムの要求が高い場合に使用され、通常はコンバイナーが装備されています。 （インモールドコンパウンドの層比率誤差は3～5％）